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家を建てる際必ず悩むであろう空間ではないでしょうか。
『庭』の印象は家の中から観た景色にとどまらず外部に対する印象も与えるほどの力を持っています。
建物の好みは別として、「美しい庭」というのはそれだけで通り過ぎていく人の眼を心を奪えるのです。
では「美しい庭」の定義とは?私の答えは「正解はない」です。建築を学びたてで答えが稚拙かもしれません。
ですが私なりの考えが有りますので最後まで目を通して頂けると幸いです。
「美しい庭」それはそもそも手を加えないと実現しませんし手を加え過ぎるとそれは死んでしまいます。
前者は想像しやすいでしょうが問題は後者です。極端な表現をしてしまいますが、事実手の加え過ぎはそれに悪影響を及ぼすだけでなく建物にも影響します。派手なファッション、派手なメイクを誰しもが羨むものではないと思います。その様な飾りすぎる行為はその人自身に備わっているモノを十二分に生かせなくなると言い換えたほうがいいかもしれませんね。建物とてそれは同じことだと思います。個性と言いくるめたら良しという考えはあると思いますが「美しい庭」という点においては首を傾げるでしょう。
では「正解はない」とは、前記した内容の中間の幅が広いということです。程よく手を加える。個人的な意見としましてはより自然に近い状態の庭を創造することに「美しさ」が生まれるモノだと思います。自然というアバウトで広いテーマに正解はない。これがこそが私の思う「美しい庭」の定義なのです。
建物と敷地の間に位置する空間。その空間を繋げる「美しい庭」。正解はありませんがそれを生み出すことが出来れば建物もより美しく観れるのではないでしょうか。

建築事業部 外村

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